1999年下半期の活躍

第30回防府読売マラソン(12月19日)山口県防府市
 
12月19日に開催された第30回防府読売マラソンで、渡辺共則選手が2時間09分40秒の素晴らしい記録で優勝した。
 レースは中国電力の見雪選手、九州産交のワチーラ選手を中心に1km3分ちょっとのハイペースで進み、22km過ぎの折り返しではワチーラ・渡辺・ヒョン(韓国)・桑本(積水化学)選手の四人に絞られた。25kmのチェックポイントで突然ワチーラ選手が走るのを止め、ワチーラ選手の後ろについていた渡辺選手は一旦後ろに下がり、桑本選手が引っ張る形となったが、ペースが1km3分7秒にダウン。それまでの給水所で全くスペシャルドリンクをとることができなかった渡辺選手が、確実にとろうと26km手前の給水所で前に出て先頭に立ち、元のペースに戻すと桑本・ヒョン選手が後れ出し、ここから渡辺選手の独走となった。
 35kmからは向かい風と寒さの為、スタミナの消耗が激しく大幅にペースダウンしたが、旭化成の先輩石本孝幸選手の持つ2時間11分23秒の大会記録を大幅に更新して、サブテンランナーの仲間入りを果たした。旭化成のサブテンランナーは歴代13人目、現役選手は8人となった。
唐須泰宏選手も出場し、15kmまでは快調にトップ集団についていたが、体調にアクシデントがあり、2時間24分10秒で18位のゴールとなった。

渡辺共則選手スプリットタイム
5km       15分10分
10km       30分15秒(15分05秒)
15km      45分27秒(15分12秒)
20km  1時間00分34秒(15分07秒)
中間点 1時間03分48秒
25km  1時間15分40秒(15分06秒)
30km  1時間30分44秒(15分04秒)
35km  1時間46分01秒(15分17秒)
40km  1時間02分21秒(16分20秒)
ゴール 2時間09分40秒(7分19秒)

優勝 渡辺 共則(旭化成)   2時間09分40秒 
 2位 ヒョン・ジェーヨン(韓国)  2時間10分37秒 
 3位 児玉 秀樹(中国電力)  2時間12分34秒
 4位 W.グリンカ(ポーランド)  2時間13分45秒
 5位 徳永 大輔(鐘紡)     2時間13分55秒
 6位 橋本 忠幸(大塚製薬)   2時間15分37秒
18位 唐須 泰宏(旭化成)   2時間24分10秒
大会新  自己新
大会新



第24回甲佐10マイルロードレース(12月12日)熊本県甲佐町

10マイルの部は折り返しまでが向かい風。佐藤信之・入船敏(京セラ)・ワチーラ(九州産交)選手らを中心にレースが進み、折り返して追い風になりペースが上がると先頭集団から一人二人と選手が遅れはじめた。終盤は小島忠幸・渡辺共則・濱野健(トヨタ自動車)選手の争いになり、残り600m を切って渡辺選手がスパート。ここで濱野選手が遅れたが、小島・渡辺選手の激しい先頭争いは最後まで続き、小島選手が僅かにリードして嬉しい初優勝を飾った。
女子5kmは小島江美子選手が、大会記録に1秒及ばなかったものの大会記録保持者 の片山選手の連覇をストップする優勝。
高校10kmは来春入社が内定している小林高校の中川大輔選手が優勝しました。
☆10マイル
1位 小島 忠幸(旭化成)  46分02秒 自己新
2位 渡辺 共則(旭化成)  46分03秒 自己新
3位 濱野 健(トヨタ自動車)46分08秒
4位 柴田 学(山陽特殊製鋼)46分12秒
5位 堀川 佳成(旭化成)  46分18秒 自己新
6位 J.シーブラー(NEC) 46分22秒
7位 S.ワチーラ(九州産交) 46分24秒
8位 森 勇気(コマツ電子) 46分26秒
9位 岩佐 敏弘(大塚製薬) 46分35秒
10位 三木  弘(旭化成)  46分38秒
12位 佐藤 信之(旭化成)  46分44秒
14位 川越  衛(旭化成)  47分00秒
22位 真内  明(旭化成)  47分26秒
26位 榎木 和貴(旭化成)  47分36秒
28位 原口 秀明(旭化成)  47分49秒 自己新
32位 瀬戸口賢一郎(旭化成) 47分54秒 
33位 佐藤 智之(旭化成)  47分55秒 
46位 岡本 佳久(旭化成)  48分11秒
60位 渡辺 哲浩(旭化成)  48分33秒
131位 一二 隆徳(旭化成)  52分01秒

☆女子5km
1位 小島江美子(旭化成) 15分56秒
2位 片山 弘美(NEC九州) 16分17秒
3位 立石 洋子(TOTO)16分21秒


第53回福岡国際マラソン(12月5日)福岡市

平和台陸上競技場を発着点として、シドニーオリンピック日本マラソン代表選手選考会をかねて行われ、旭化成からは石本孝幸・森下由輝・小島宗幸選手が出場し、早田俊幸(ユニクロ)・国近友昭(NTT中国)・森川貴生(NKK)選手ら有力日本人選手と共にオリンピック代表を目指しレースに臨んだが、序盤、レースの流れにうまく乗ることが出来ず第2集団を形成し、先頭を行くケニア人選手二人を追う形となった。17km過ぎには先頭を吸収、28km手前のブラジル・リマ選手のペースアップに日本選手では小島選手だけが対応し、ここで日本選手トップになったが、序盤の集団での駆け引きで走りのリズムを壊したのが影響したのか、34km過ぎのスパートにつくことが出来ず後退。しかし、4大会連続サブテンを達成する2時間9分9秒で、日本選手トップの4位でゴールした。終盤粘りの走りを展開した森下由輝選手もサブテンランナーの仲間入りを果たす5位、石本孝幸選手は15位でした。

1位 G.アベラ(エチオピア) 2時間07分54秒
2位 M.ウアーディ(フランス) 2時間07分55秒
3位 V.リマ(ブラジル)    2時間08分40秒
4位 小島宗幸(旭化成)    2時間09分09秒
5位 森下由輝(旭化成)    2時間09分36秒 自己新
6位 国近友昭(NTT中国)  2時間10分10秒
7位 早田俊幸(ユニクロ)   2時間10分38秒
8位 砂田貴裕(積水化学)  2時間11分03秒
15位 石本孝幸(旭化成)   2時間13分39秒

第36回九州実業団毎日駅伝(1月23日)福岡市〜北九州市 7区間79.7km
   チーム名     1区      2区      3区    4区      5区       6区     7区
           13.4km   10.2km    11.1km   12.5km   11.5km    6.8km   14.2km  
1位 旭化成A   佐藤信之  小島忠幸   真内 明   三木 弘  瀬戸口賢一郎  森下由輝  渡辺共則
    3:51:20   (2) 38:48  (1)31:09    (1)30:59   (2) 35:48  (1) 33:35   (1)19:35  (1) 41:26
 
2位 旭化成B  木庭 啓   佐藤智之   榎木和貴  堀川佳成  中安秀人   岡本佳久  入江承司
    3:56:56   (3) 38:49  (3) 32:32   (2)31:13  (4) 36:51  (7) 35:00   (6) 20:22  (2) 42:09

3位 京セラ    入船 敏   久徳直弘   山田順一  若松 誠   吉村伸二   島崎 大   原口幸一
    3:57:38   (1) 38:46  (4) 32:35   (7) 31:53  (3) 36:13  (2) 34:25  (3) 20:05  (10)43:41
   
4位 九電工   福島雄一郎 前田正二郎  片渕博文  藤野圭太   田島英治  鬼塚智徳  酒見 晃
    3:58:35   (8)40:17  (7) 32:38   (3) 31:17  (7) 37:13  (4) 34:32  (2) 19:38  (4) 43:00

5位 九州産交  山内智嗣  木原圭介   白坂敏美  S.ワチーラ  山内幸輔   徳永 勝   橋本保徳
    3:58:58   (4)39:50  (8) 32:44   (6) 31:50  (1) 35:20  (6) 34:49  (9) 20:46   (9) 43:39

6位 三菱重工長崎 阿部祐樹  小林誠治   平石 誠   堤 忠之   福岡耕一郎  原 和司  黒木 純
    4:00:35   (5) 39:59  (11) 32:57  (10)32:21  (6) 37:10  (5) 34:38  (4) 20:12  (5) 43:18

7位 安川電機  樋口一隆  松永伸彦   坂本友和  小畑昌之   村瀬恵太郎  斉宮広信  樋山和弥
    4:00:57   (11)40:57  (4) 32:35  (5) 31:36  (6) 37:21   (3) 34:31  (5) 20:16  (10)43:41
記録の赤文字標記は、大会新記録及び区間新記録
旭化成Bを除く6チームがニューイヤー駅伝の出場資格を得ました。


国際千葉駅伝(1月23日)千葉総合運動公園陸上競技場スタート・ゴール 42.195km
女子(6区間)
1位 日本  2時間15分36秒 (土佐、上野、小島、志水、尾崎、小崎)
2位 ロシア 2時間17分08秒
3位 中国  2時間17分51秒
区間賞
1区(10km)   E.ワンジロ(ケニア)   31分22秒
2区(5km)   A.ワムチ (ケニア)   15分46秒
3区(10km) 小島江美子(旭化成)  32分29秒
4区(5km)   志水見千子(リクルート)15分33秒
5区(4.767km)M.マロソワ(ロシア)  15分47秒
6区(7.428km) 小崎 まり(ノーリツ)   23分34秒

'99東京国際女子マラソン(11月20日)国立競技場スタート・ゴール
1位 山口衛里(天満屋)  2時間22分12秒
2位 ロ  バ (エチオピア)2時間27分05秒
3位 エゴロワ(ロシア)   2時間28分06秒
4位 サルマエ(エストニア)2時間28分56秒
5位 千葉真子(旭化成)  2時間29分00秒

高松宮賜杯第48回九州一周駅伝競走大会(10月29日〜11月7日)九州各県
オール旭化成で編成しました宮崎県チームが、3年連続十日間トップでゴールするパーフェクトゲームで19年連続29回目の優勝を達成いたしました。
72区間1,069.5km
1位 宮 崎  52時間55分14秒
2位 福 岡  54時間02分14秒
3位 山 口  54時間09分23秒
4位 長 崎  54時間41分22秒
5位 熊 本  54時間53分07秒
6位 鹿児島  54時間55分56秒
7位 大 分  55時間05分02秒
8位 佐 賀  57時間36分26秒
9位 沖 縄  58時間36分27秒

秋季延岡記録会(10月16日)延岡:西階
男子10000m
1位 堀川  佳成 (旭化成) 28'28"36 自己新
2位 小島  忠幸 (旭化成) 28'31"11
3位 瀬戸口賢一郎(旭化成) 28'31"23 自己新
4位 入江  承司 (旭化成) 28'53"48 自己新
5位 三木    弘 (旭化成) 28'54"45
6位 中安  秀人 (旭化成) 28'54"72 自己新
7位 佐藤  信之 (旭化成) 28'58"09
8位 川越   衛 (旭化成) 29'16"29
9位 佐藤  智之 (旭化成) 29'25"98 自己新
10位 立花 和紀 (旭化成) 29'29"48
11位 J.オツオリ(トヨタ自動車)29'43"28
12位 榎木 和貴 (旭化成) 30'16"66
13位 唐須 泰宏 (旭化成) 30'24"45
14位 井手  慶 (小林高校)30'30"15
15位 中村 友紀 (小林高校)32'07"44
三木弘・佐藤信之・小島忠幸選手らが交互に引っ張り合って4000mを11分19秒で通過した後、堀川佳成選手が先頭に立ちややペースを上げると集団が崩れ、堀川・小島・瀬戸口賢一郎選手の三人に絞られた。しかし、堀川選手のペースは続かず、高尾憲司選手の持つ28分20秒78のジュニア日本記録を破るためには、前のペースを維持して行くしかない状況となった瀬戸口賢一郎選手が、5000m手前から積極的に前に出て5000を14分10秒で通過した。
その後、三人で牽制する事なくレースを進めたが、ペースダウンしてしまい9000mは25分46秒で通過し、残り300mで勝負に出た堀川選手が、持ち前のスピードを生かしてそのまま逃げ切り28分28秒36の自己新記録でトップでゴールした。2位に小島選手が入り、3位の瀬戸口選手はジュニア日本記録には届かなかったものの28分31秒23の素晴らしい自己新記録でゴール。やや体調を落としていた中安秀人選手も初めての28分台となる自己新記録で6位に入り、底力が付いていることを証明した。
堀川選手の記録は旭化成歴代16位、瀬戸口選手は同19位、更に高卒一年目の最高記録。
 
女子10000m
1位 千葉  真子 (旭化成) 32'29"40
2位 小島江美子 (旭化成) 32'41"43
3位 安部  友恵 (旭化成) 34'31"04
1200m過ぎから千葉真子選手の独走となり、4000mは12分47秒で通過したものの、風に悩まされながら徐々にペースが落ちてしまい32分29秒40でゴール。小島江美子選手は遅れてから良く粘り、12秒遅れでゴールした。
女子5000m
1位 中崎  留美(宮崎工業高校)16'54"38
2位 井垣  千寿 (旭化成)  17'17"41
 

日本陸上競技選手権大会(10月1日〜3日)静岡:草薙

第一目日 10月1日(金)
男子5000m
1位 J・ギタヒ(日清食品)    13分15秒75
2位 S・マイナ(トヨタ自動車)   13分15秒88
3位 永田宏一郎(鹿屋体育大) 13分32秒03
4位 松長 信也(中電工)    13分41秒77
5位 三代 直樹(富士通)    13分52秒16
6位 入船  敏(京セラ)     13分52秒36
17位 堀川 佳成(旭化成)    14分27秒35

第二日目 10月2日(土)
男子100000m
1位 高岡 寿成(鐘紡)       28分50.81
2位 Dジェンガ(ヤクルト)      28分53秒64
3位 平塚  潤(エスビー食品)  28分55秒55
4位 国近 友昭(NTT西日本)  28分58秒27
5位 高橋 健一(富士通)     29分01秒81
6位 市之瀬 進(鐘紡)      29分03秒64
10位 渡辺 共則(旭化成)    29分16秒48
13位 山本 佑樹(日本大)    29分23秒10
14位 瀬戸口賢一郎(旭化成)  29分23秒47

女子5000m
1位 市川 良子(JAL)      15分31秒93
2位 上野 理恵(積水化学)   15分32秒30
3位 宮崎 安澄(積水化学)   15分36秒35
4位 田中めぐみ(あさひ銀    15分42秒66
6位 岡本由美子(筑波大)    15分52秒48
7位 小島江美子(旭化成)    15分53秒02

第三日目 10月3日(日)
女子10000m
1位 弘山 晴美(資生堂)      32分08秒00
2位 川上 優子(沖電気宮崎)   32分09秒97
3位 鄭  桂霞(スズキ)      32分10秒51
4位 竹元久美子(NEC)      32分10秒68
5位 山口 衛里(天満屋)      32分13秒07
6位 高橋千恵美(日本ケミコン)  32分25秒48
12位 小島江美子(旭化成)    33分37秒46

函館ハーフマラソン(9月26日)函館
1位 栗林 明美(鐘紡)    1時間13分38秒
2位 山内 香織(富士銀行) 1時間15分58秒
3位 後藤 郁代(旭化成)   1時間16分14秒
4位 山内美根子(資生堂)  1時間16分28秒
5位 仮田 聡子(第一生命) 1時間17分06秒
6位 B・エリス(オーストラリア)1時間19分41秒

スーパー陸上(9月15日)国立
1位 J.ワイナイナ(仙台育英高)  13分56秒88
2位 L.カギカ   (NKK)       13分57秒01
3位 平塚  潤  (エスビー食品) 14分16秒25
4位 堀川 佳成  (旭化成)     14分22秒74
5位 S.ムシュケ (愛知製鋼)    14分22秒76
6位 小林  渉  (本田技研)    14分23秒40

宮崎県長距離記録会(9月11日)西階

九州一周駅伝宮崎県代表選手選考会となる宮崎県長距離記録会が、 9月11日西階陸上競技場で雨上がりの蒸し暑い中行なわれました。合宿直後の選手も多く、最初の1周が76秒と超スローペースで始まり、 我慢比べのようなレースとなりました。集団から一人二人と落ちていく中、7000m過ぎには高尾憲司・岡本佳久・入江承司・中安秀人・瀬戸口賢一郎選手の五人が先頭集団を形成。8000m手前から新人の瀬戸口選手がスパートし、最後の1000mを2分47秒でカバーして そのまま逃げ切りトップでゴールしました。

男子10000m
 1 瀬戸口賢一郎 29'19"21
 2 中安 秀人    29'37"78
 3 高尾 憲司    29'39"10
 4 入江 承司    29'45"96
 5 岡本 佳久    30'10"83
 6 秋吉 慎一    30'14"00
 7 佐藤 智之    30'22"92
 8 西 政幸      30'26"01
 9 渡辺 哲浩    30'26"85
10 佐々 勤      30'35"16
11 前田 隆治    30'43"07
12 川越 衛      30'46"95
13 原口 秀明    30'48"61
14 唐須 泰宏    30'53"98
15 立花 和紀    31'11"28
16 榎木 和貴    31'51"99
17 一二 隆徳    32'15"74

女子5000m
1 小島江美子    16'06"86
2 渡辺 千恵     16'46"78
3 後藤 郁代     17'02"69


世界陸上競技選手権(8月21日〜29日)スペイン・セビリア
8月21日〜29日までスペインのセビリアで開催されました世界陸上競技選手権大会男子10000mに高尾憲司選手、男子マラソンに真内明・佐藤信之・小島忠幸選手が日本代表として出場し、男子マラソンで佐藤信之選手が銅メダルを獲得しました。
'90年代のオリンピック・世界選手権での男子マラソンのメダルは、世界陸上東京大会の谷口浩美選手の金メダル、バルセロナオリンピックでの森下広一選手の銀メダル。そして、今回の佐藤選手の銅メダルと全て旭化成勢が獲得しています。
男子10000m
1位 Gebrselassie Haile  ETH  27分57秒27
2位 Tergat Paul      KEN  27分58秒56
3位 Mezgebu Assefa    ETH  27分59秒15
4位 Tolla Girma       ETH  28分02秒08
5位 Pinto Antonio     POR  28分03秒42
6位 Jifar Habte      ETH  28分08秒82
7位 Maiyo Benjamin   KEN  28分14秒98
8位 Maase Kamiel    NED  28分15秒58
12位高岡 寿成     (鐘紡) 28分30秒73
18位高尾 憲司    (旭化成) 28分49秒95
20位入船  敏    (京セラ) 29分04秒09

決勝のみとなり、8月24日に行われました男子10000mは、エチオピアのゲブレ・シェラセ選手が連覇を達成。
日本選手は鐘紡の高岡寿成選手の12位が最高で、高尾憲司選手は18位、入船敏選手(京セラ)が20位でした。

男子マラソン
1位 Anton Abel     ESP 2時間13分36秒
2位 Modica Vincenzo  ITA 2時間14分03秒
3位 佐藤 信之  (旭化成)2時間14分07秒
4位 Novo Luis      POR 2時間14分27秒
5位 Goffi Danilo     ITA 2時間14分50秒
6位藤田 敦史  (富士通)2時間15分45秒
7位 清水 康次(NTT西日本)2時間15分50秒
8位 Fiz Martin   ESP 2時間16分17秒
9位 Biwott Simon KEN 2時間16分20秒
男子マラソンは8月28日に行われ、25km過ぎの給水地点から集団を抜け出す形になった佐藤選手は、27km手前でモロッコのダマウイ選手をとらえ先頭に立ち、一時は後続に25秒の差をつけましたが、36km過ぎから前大会金メダルのアントン(スペイン)が猛然と追い上げを開始。38.5kmでアントン選手に追いつかれた佐藤選手は粘りましたが、残念ながら徐々に離され始め、40km過ぎにはモディカ(イタリア)選手にもかわされてしまい3位のゴールとなりましたが、日本男子マラソン界に希望の銅メダルをもたらしました。
大会直前に熱発した真内明選手は、蓄えたスタミナを消耗した状態でレースに臨みながら我慢の走りを続け18位でゴール。この大会に向けての練習中体調を壊してしまった小島忠幸選手は36位に終わりましたが、この経験が次の大会で大きく生かされるのではないかと思います。
 

北海道マラソン(8月29日)札幌市
男子マラソン
1位 松本 政大(NTT西日本) 2時間12分08秒
2位 鈴木 博幸(富士通)    2時間13分00秒
3位 佐々  勤(旭化成)    2時間13分07秒

女子マラソン
1位 松尾 和美(天満屋)  2時間32分14秒
2位 安部 友恵(旭化成)  2時間33分45秒
3位 小尾 麻美(リクルート) 2時間34分42秒
24位 西  里美(延岡市陸協)3時間07分03秒(西コーチの奥さんです)

士別市記録会(8月29日)北海道士別市
男子5000m
1位 木庭  啓(旭化成)    13分48秒70
2位 瀬戸口賢一郎(旭化成) 13分57秒67  自己新 初めての13分台です
3位 入江 承司(旭化成)   14分01秒62
4位 岩佐 敏弘(大塚製薬) 14分06秒37
5位 磯松 大輔(コニカ)    14分07秒36
6位 森下 由輝(旭化成)  14分08秒08
7位 佐藤 智之(旭化成)  14分10秒75
11位 唐須 泰宏(旭化成)  14分15秒33
12位 渡辺 哲浩(旭化成)  14分20秒63
13位 渡辺 共則(旭化成)  14分26秒12
16位 中安 秀人(旭化成)  14分38秒87

女子5000m
1位 竹元久美子(NEC) 15分45秒29
2位 小崎 まり(ノーリツ)15分50秒03
3位 上野 理恵(積水化学)15分57秒06
4位 小島江美子(旭化成)15分58秒16

九州陸上競技選手権大会(8月20日〜22日)熊本

九州陸上競技選手権大会が、8月20日(金)〜22日(日)の3日間、熊本県民総合運動公園陸上競技場で開催されました。
大会初日に行われた男子10000mは、瀬戸口賢一郎・渡辺共則・唐須泰宏選手が積極的に引っ張る展開でレースが進んだが、7000m過ぎからは渡辺・瀬戸口選手の一騎打ちとなり、残り1000mを切ったところで渡辺選手がスパートしてそのまま逃げ切り優勝。昨年の雪辱を果たす嬉しい初優勝となった。
二日目に行われた男子5,000mは、暑さと牽制でスローペースの展開となった。堀川佳成選手は大会前の調整の段階では状態は良くなかったが、スローペースに助けられ我慢の走りで先頭集団をキープ。残り1周からの中安秀人選手のスパートにもうまく対応し、残り300mでは逆に後続を突き放すラストスパートをみせそのままトップでゴール。こちらも嬉しい初優勝を飾った。
最終日の女子5000mには小島江美子選手が出場。小島選手も体調はベストとは言えない状況で出場したが、粘りの走りを続けた。残り500mからの西尾麻耶(九電工)選手のペースアップに徐々に遅れてしまったが、2位でゴールした。

99/08/20(金)
男子10000m
1位 渡辺 共則 (旭化成) 29'32"08
2位 瀬戸口賢一郎(旭化成) 29'38"21
3位 福島雄一郎 (九電工) 29'53"68
4位 清水 昭 (杵築東芝) 29'58"15
5位 渡辺 哲浩 (旭化成) 29'59"40
6位 唐須 泰宏 (旭化成) 30'00"17
7位 秋吉 慎一 (旭化成) 30'42"85
8位 下川 修武 (ラララ) 30'57"03

99/08/21(土)
男子5000m
1位 堀川 佳成(旭化成) 14'18"31
2位 鬼塚 智徳(九電工) 14'18"63
3位 塚本 征寛(杵築東芝)14'19"32
4位 中安 秀人(旭化成) 14'20"40
5位 入江 承司(旭化成) 14'23"10
6位 片渕 博文(九電工) 14'23"71
7位 榎木 和貴(旭化成) 14'24"72
8位 渡辺 哲浩(旭化成) 14'25"59
9位 大津  誠(トヨタ自動車)14'30"16
10位 佐藤 智之(旭化成) 14'34"57
12位 前田 隆治(旭化成) 14'50"03
14位 立花 和紀(旭化成) 14'54"53


99/08/22(日)
男子1500m
1位 宮脇 征治(鹿児島陸協)  3'56"24
2位 竹之内 知(トヨタ自動車)   3'56"80
3位 佐藤 智之(旭化成)    3'57"08
4位 斉藤  卓(長崎南山高)  3'57"34
5位 和泉誠史郎(九州柳河精機)3'57"67
6位 前田 隆治(旭化成)    3'59"02

女子5000m
1位 西尾 麻耶 (九電工)  16'10"12
2位 小島江美子 (旭化成) 16'13"80
3位 斉藤 祐子  (沖電気宮崎)16'17"00
4位 中山多美子 (戸畑商高) 16'20"42
5位 渡辺 美砂 (熊本市商高)16'30"67
6位 山下 麻美 (ラララ) 16'35"53

富山県で開催されました全日本中学陸上で、宗猛副監督の長女宗由香利ちゃんが800m、1500mで優勝しました。女子中距離の2冠達成は、由香利ちゃんが初めてだそうです。おめでとうございます。

南部忠平記念陸上(7月25)札幌

掲示板にしげおっちさんこと中間茂雄さんが書き込んで下さっていますよに、堀川佳成選手が残り300mからの鮮やかなスパートで優勝しました。この大会の同種目旭化成勢2連覇です。
堀川選手優勝! −南部記念(札幌)     しげおっちさんの特派員報告
後援会会員・札幌特派員(?)の中間茂雄(しげおっち)です。
タイトルの通りです! 堀川パパ、おめでたいです!
レースは序盤67"・68"と堀川選手が積極的に先頭でラップをとり、その後 1000〜1800mくらいは前田選手(京産大)が先頭。1000mの通過は2'48"。
2000m手前で中安選手が先頭、5'39"。その後2800mまではおそらく中安選手、 3000mは木庭選手と先頭入れ替わり(というかいつの間にか替わっていて気づか なかった)8'27"。昨年も3000m前で木庭選手が抜け出たので「2連覇か」?と 思った。後続を5mくらい離す。2位集団は5人くらい堀川・中安両選手もいます。
どこかで追いつかれ3800mあたりでジャパンのユニフォームを着た入船選手(京セラ) が先頭、4000m通過は11'17"。ここまでは一周67"〜69"のイーブン。4400m過ぎまで 入船選手、後ろには堀川選手がついてます。残り一周4600m石島選手(アラコ) その後・・・来ました堀川選手!!4700mでつまづきそうになる!けど大丈夫、 入船選手がついてきますが逃げる逃げる!片手を高々と上げて堀川選手フィニッ シュラインを超えました。
今日はしげおっち君、ものすごく興奮してしまいました。
フェンスにイヒ!タオルをつけて小さな横断幕がわりにして旭化成の3選手に いっぱい声援送れて楽しかったです。
13:00現在のグラウンドコンディションはくもり、気温30℃、湿度70%台でした。
女子のレースもナイスレースでした。序盤、高橋選手(日本ケミコン)が15分を 切るようなハイペースで飛ばし、早くも先週札幌ハーフを走ったばかりの鈴木・宮崎 の両選手(積水化学)との3人に絞られました。2000m手前で鈴木選手が抜け、その後 独走で自己ベストをこの暑い中約5秒更新してのフィニッシュでした。


男子5000m 
1位 堀川 佳成(旭化成)    13'56"93
2位 入船  敏(京セラ)     13'58"38
3位 石島  隆(アラコ)      14'00"87
4位 道浦  誠(佐川急便)   14'04"89
5位 木庭  啓(旭化成)     14'09"00
6位 前田 貴史(京都産業大学)14'09"60
7位 中安 秀人(旭化成)    14'13"67
8位 福島雄一郎(九電工)    14'16"42

宮崎県陸上選手権(7月10日〜11日)宮崎

☆第一日目99/07/10
男子1500m
1位 木庭   啓   03'46"97
2位 堀川 佳成   03'51"87
3位 濱砂 康輔   03'51"90
4位 前田 隆治   03'52"95
5位 佐藤 智之   03'53"48
7位 一二 隆徳   03'57"41
10位 松田 賢二   04'02"42
大会新 自己新
自己新
(順天堂大学)
自己新


男子10000m
1位 岡本 佳久  29'39"17
2位 立花 和紀  29'39"54
3位 秋吉 慎一  29'45"68
4位 渡辺 哲浩  29'57"12
5位 榎木 和貴  29'58"95
6位 唐須 泰宏  30'01"93
7位 西澤   誠  30'27"46

☆第二日目99/07/11
男子5000m
  1位 榎木 和貴  14'07"93
  2位 立花 和紀  14'09"64
  3位 渡辺 哲浩  14'13"08
  4位 前田 隆治  14'14"22
  5位 佐藤 智之  14'15"30
  6位 岡本 佳久  14'15"96
  7位 唐須 泰宏  14'26"09
  9位 松田 賢二  15'01"08
10位 一二 隆徳  15'13"72

女子5000m
1位 川上 優子 15'44"43
2位 斉藤 祐子 15'53"90
3位 山本  愛  16'23"51
4位 渡辺 千恵 16'26"48
大会新  (沖電気宮崎)
大会新  (沖電気宮崎)
大会新  (沖電気宮崎)
大会新 自己新


夏季延岡記録会(7月3日)旭化成レーヨン
競技開始前に久しぶりの梅雨ばれとなり一気に気温が上昇。
風もなく非常に蒸し暑い最悪のコンディションの中レースがおこなわれました。
男子5000m
 1位 木庭   啓 14'05"3
 2位 堀川 佳成 14'09"8
 3位 立花 和紀 14'13"6
 4位 入江 承司 14'17"7
 5位 秋吉 慎一 14'21"7
 6位 佐藤 智之 14'22"4
 7位 前田 隆治 14'23"9
 8位 西澤  誠 14'32"2
 9位 岡本 佳久 14'36"0
10位 唐須 泰宏 14'36"3

女子 5000m
 1位 渡辺 千恵 16'52"2


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