第22回大会(1977年) 1位 鐘紡、2位 九州電工、3位 旭化成(全27チーム) ☆鐘紡と旭化成。当時の実業団駅伝を彩った2強による4度目の対決。ここで勝負を分けたのは、エース区間の6区だった。旭化成は宗猛、鐘紡は伊藤国光と並ぶチームのエース鎌田俊明。この両者の走りがまさにこの大会の順位を決定づけた。2番手で襷を受けた宗猛は、トップの鐘紡を追いつめるどころか、まさかの失速で後にいた九州電工にも交わされ3位に転落。一方、鐘紡の鎌田はプレッシャーを受けることなく余裕の走りで、1位をキープ。結局レースは、その順位のまま替わらず決着した。 ☆区間賞は旭化成3つに対し、鐘紡は2つ。しかし、タイム差は鐘紡が3分上。効率の良い走りで連覇を達成した。 |